「彼のことは忘れよう」
毎晩、ベッドに入るたびにそう考えていました。
出逢いは共通の趣味の場所でした。
私よりも少し年下だった無料出会いサイト彼は、どこか大人びていて
「安心できる人」というイメージでした。
自然と甘えられる存在として私は彼の側に居る事を好むようになっていました。
そして彼もそれを受け入れてくれました。
「本当に仲がいいね」
「そんなに一緒にいて飽きないの!?」
そういう友人も居ましたが、2人にとって簡単にメル友が作れるサイト一緒に居る事が
自然なことでしたし、飽きるどころか
「もっと一緒に居たい」
と私は感じていました。
安心できる存在から「彼氏」として私と関わって欲しいと感じ始めたのは、知り合ってから半年ほど過ぎた頃でした。
少しずつアプローチはしてみたものの、彼は一向に反応はしてくれませんでした。
私のアプローチに出会えるゲイSNS気がつかなかったわけでは無いと
今でも思っています。
彼は気がつかないようにしていたのでしょう。
要は、私とは「恋愛」ではなく「友情」止まりとして続けて行きたいと感じていたのだと思います。
失恋したのかさえ分らない曖昧な関係。
それだけに私は「忘れよう」と毎晩言い聞かせていたのです。
私の中では始まっていた恋心ではありましたが、現実は
何1つ始まりは無いものだったんです。
今となっては友達としても関わる事も出来なくなってしまいましたが、それも私と彼の「縁」だったのかもしれませんね。
1月
13

